Archive: 2012年08月  1/2

狂言『釣針』(つりばり)

【古典狂言】女狂言・妻定め物【登場人物】 太郎冠者(シテ)・主人・女・立衆あらすじ主人が太郎冠者(シテ)を伴ない、西宮に参詣すると、お告げがありました。信心深い主人を褒め、望みのものが何でも釣れる釣針をやろうというのです。もらった釣針を持って、二人は浜に出ます。主人は思案の末に、妻を釣り、お側の衆も釣り上げます。主人が妻を連れて先に帰った後、太郎冠者は残った女たちの中から自分の妻を選ぶと言い、女た...

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狂言『素袍落』(すおうおとし)

【古典狂言】小名狂言・太郎冠者物【登場人物】 太郎冠者(シテ)・主人・伯父あらすじ急に伊勢詣りに行くことになった主人は、以前から伊勢詣りに行くときは誘ってくれと言われていた伯父に、いちおう知らせておくために、太郎冠者(シテ)を使いに行かせます。主人は、急な話なので伯父は一緒に行けないだろうと言い、太郎冠者が供をすると聞いたら義理堅い伯父は餞別をやろうとするだろうが、餞別をもらうとお土産が面倒になる...

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狂言『鶏聟』(にわとりむこ)

【古典狂言】聟狂言・聟入り物【登場人物】 聟(シテ)・舅・太郎冠者・何某 地謡あらすじ聟入りをすることになった若い男(シテ)が、作法を教わりに何某のところに行きます。何某は、この男をからかってやろうと思い、鶏の鳴きまねをしたり、蹴り合う真似をするのが当世風の作法だと教え、とさかのような赤い烏帽子まで貸してやります。男は意気揚々と舅のところへ出かけ、いきなり鶏の真似をはじめます。これを見た舅と太郎冠...

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狂言『合柿』(あわせがき)

【古典狂言】集狂言・商人物【登場人物】 柿売り(シテ)・立衆あらすじ都に住む男たちが、宇治へ柿を食べにいろうという話になり、出かけていきます。一行は道中で柿売りに出会いますが、その柿を見るといかにも渋そうです。それでも「甘い」と言い張る柿売りに、男たちは昧見をしてみろと言います。柿売りは「味見をした柿の分も払ってくれるのか?」と訊ねますが、男たちは「甘かったら払ってやろう」と承諾して、いかにも渋そ...

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狂言『節分』(せつぶん)

【古典狂言】集狂言・鬼物【登場人物】 鬼(シテ)・女房 囃子あらすじ節分の夜、夫が出雲大社へ年越しのお詣りに出かけたので、女房が留守を守っています。節分には蓬莱の島に住む鬼がやってくるといわれているので、女房は入り口に柊を差して、しっかりと戸締りをします。そこへ蓬莱の島から来た鬼があらわれます。鬼が家を見つけて、中を覗こうとすると、柊が目に刺さってしまいます。怒った鬼は柊を叩き落とし、家の中を覗い...

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狂言『かけとり』

【新作狂言】(大蔵流・茂山千五郎家狂言) 作:茂山逸平【登場人物】 男(シテ)・女房・大家・酒屋あらすじ大晦日になり、たまったツケを払わなければならないので、男(シテ)は金策に駆け回りますが上手くいかず、意気消沈して家に帰って来ました。女房は、もうすぐ大家が家賃を取り立てにくると告げ、困り果てている男に、「あの大家はお能好きだから、能がかりで断れば良い」という妙案をだします。さらに「能はあまり詳し...

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狂言『花子』(はなご)

【古典狂言】女狂言・夫婦物【掲載人物】 男(シテ)・女房・太郎冠者あらすじ洛中に住む男(シテ)のところに、以前旅の宿で馴染みになった遊女・花子から、都に来ているので会いたいという手紙が届きます。何とかして会いに行きたいのですが、女房がうるさいので行けません。そこで男は一計を案じます。最近夢見が悪いので、持仏堂に籠ってひと晩座禅すると女房に告げ、修行の邪魔になるから決して覗くなと念を押します。そして...

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狂言『蝸牛』(かぎゅう)

【古典狂言】山伏狂言・道中物【登場人物】 山伏(シテ)・太郎冠者・主人 囃子あらすじ朝早く旅立ったため眠くなってきた山伏(シテ)は、手ごろな竹藪を見つけて入り込み、眠ってしまいます。一方、長命な祖父にまだまだ長生きをしてもらいたいと思っている主人は、カタツムリが長寿の妙薬だと聞いて、太郎冠者に捕りに行かせます。カタツムリがどんなものかを知らない太郎冠者は、主人からカタツムリの特徴を聞かされて、竹藪...

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狂言『庵梅』(いおりのうめ)

【古典狂言】集狂言・老人物【登場人物】 老尼(シテ)・立衆 地謡・囃子あらすじ梅の花が盛りとなって咲いている老尼(シテ)の庵に、女たちが梅を見にやって来ます。女たちは和歌の短冊を持ち寄って老尼に添削してもらい、酒を飲んで舞い謡います。女たちがすすめるので、老尼も昔を思い出しながら舞います。やがて宴も終り、女たちはそれぞれの家に帰って行き、老尼も庵へと入っていきます。【掲載記事】茂山狂言会特別公演 ...

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狂言『三本柱』(さんぼんのはしら)

【古典狂言】大名狂言・果報者物【登場人物】 果報者(シテ)・太郎冠者・次郎冠者・三郎冠者 囃子あらすじある果報者(シテ/大名ではないけどある程度の地位があるお金持ち)が家を新築するので、柱にする木をとるために、太郎冠者、次郎冠者、三郎冠者を山に行かせます。それには条件があって、「3本の柱を3人の冠者がそれぞれ2本ずつ持って帰らなければならない」と言うことでした。3人は主人の出した謎を解くために、あれこ...

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