17, 2017 07:57

夜の花✿キカラスウリとスズメガ

おはようございます、茉莉花です。

真夏ですから仕方がないのですが、毎日ホントに暑いですね。
昨日はこちら地方、最高気温34℃と出ていましたが…

こんな暑い夏でも、庭の山野草は頑張って咲いています。
山野草好きも度が過ぎると、こんなものまで植えてしまいます。


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キカラスウリ(黄烏瓜)、カラスウリの近縁種で、秋には黄色い実が生ります。
冬季は地上部が枯れてしまう宿根性多年草ですが、夏には2階の屋根にも届くほど、ツルを長~くのばして、壁を這いまわっています。
遠くから見ると、蔦が絡まっているみたいで、見映えは悪くないですよ。

このキカラスウリ、今の時期に花が咲くのですが、一日花で咲くのは夜、一夜花ですね。
植えてから20年にもなるのに、わが家ではこの花は、私以外は誰も見ていないのです。
最近は早く寝てしまうことも多いのですが、昨夜はちょっと頑張ってみました。


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午後7時
開花し始めました。
雌雄異株なので2本植えていますが、これは雄花だと思います。


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午後8時30分
糸状の部分が見えてきました。
右の写真の花は、子房があるので雌花ですね。


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午後9時30分
完全に開花しました。
ウリ科の花ですが、花びらの先が糸状に裂けて、レースのような綺麗な花です。


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こちらの花も咲きましたね。

夜咲く花といえば月下美人がありますが、月下美人の開花が夜なのは、花粉の媒介をするのがコウモリだから… ではキカラスウリは?というと…


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スズメガ(雀蛾)です。
特に夜行性というわけではなさそうなのですが、夕方から夜にかけて咲く花の花粉を媒介することが多いので、夜のほうが活動しやすいのかもしれません。

体調が10cmもあるので、飛んでいると小鳥と間違えられることもあるそうです。
この姿を見ると、スズメには見えませんけど…


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こうして飛んでいるところを見ると、なるほど~と思いますね。
蛾の一種なのですが、他の蝶や蛾と違うのは、高速で遠距離を移動できること、そしてもうひとつ、なんとホバリングができちゃうのです(*゚Q゚*)
なので花にとまらず空中に静止したまま、この長~い口吻で蜜を吸うことができます。
キカラスウリやカラスウリは花筒が長いので、スズメガでなければ吸蜜できないのですね。

(スズメガの写真2枚は、フリー画像を使用させていただきました)


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一夜花なので朝になると萎んでしまいます。
この姿も悪くないですね。

受粉していれば、秋には黄色い実が生ります。
熟した果実は甘味があって生食もできますが、熟し過ぎると刺激が強いので、料理に使ったり漬物にしたほうが良さそうです。
特にカラスの好物というわけではなさそうです。

キカラスウリの根は、解熱、催乳、便秘、黄疸に効能がある王瓜子という生薬になります。
デンプンを多く含んでいて、天花粉の材料にもなり、あせもやしもやけ、ひび、あかぎれに効く外用薬としても利用されます。

花はカラスウリのほうが綺麗なんですけど、これも伊勢ナデシコ同様、花びらが長すぎてなかなか綺麗に咲きません。
キカラスウリの花くらいが、ちょうど良いですね。
薬効はキカラスのほうが高いようで、近年は抗エイズ薬としても、研究が進められているそうですよ。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。


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