06, 2019 06:22

ローズヒップ&茉莉花の蕾✽能楽堂と影向の松

おはようございます、茉莉花です。

九州の大雨、大変だったようですね。
遅ればせながら、被害を受けられた方々にはお見舞い申し上げます。
亡くなられた方もいらっしゃるようですね。
心よりご冥福をお祈りいたします。

被害状況はどうなのでしょう?
ボランティアが必要とあれば、いつでも駆けつける準備は出来ておりますが…


IMG190705-01.jpg


5月末に咲いたツクシノイバラ(記事は⇒✨こちら)、ローズヒップがたくさんできました。
まだまだ青いし、なんだか毛がいっぱい生えていますが、これが10月になると、真っ赤なツヤツヤの実になります。
今年もたくさん採れると良いのですけど、問題なのは鳥さんたちです。
完熟してから収穫したいのに、その前にやられてしまうのです。


IMG190705-02.jpg


ローズヒップに含まれるビタミンCは、レモンの40倍と言われています。
貴重なビタミン源なので、鳥さんには負けないようにしなくては…


IMG190705-03.jpg


そして、夏と言えば茉莉花、今年も蕾が付きました。
たくさん咲いてくれるかな?
楽しみです。(*^-^*)

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*

この前の水曜日、3日に京都観世会館へ行ってきました。


IMG190705-04.jpg


狂言会ではなく、能楽養成会の発表会なので、いつもとは勝手が違いましたが、楽しめましたよ。
お目当ては、茂山狂言会の未来を担う、竜正たつまさくん、虎真とらまさくんの『口真似くちまね』でしたけど…
驚きました。ちょっと見ない間に、すっかり大人の狂言になってるじゃありませんか。
こういう瞬間って、この子たちのパパの世代でも、何度か体験しているので、もう慣れてると思っていたのですけど、世代が変わるとまた違った感動があるものですね。
この子たちが一人前の狂言師になるの日も、遠からず訪れるような気がします。


IMG190705-05.jpg


こちら開演前の能舞台です。
後ろの鏡板に描かれているのは松の木ですね。
観世の松は、とても個性的で好きなのですけど、これを生で見たのは本当にひさしぶりでした。

能舞台は全国各地にたくさんありますが、舞台の後ろには、必ず松の木が描かれています。
最近は能舞台ではなく、普通の劇場で演じられることもあって、そういう時には舞台の後ろに、松の木が描かれた衝立てや屏風がおかれることも多いです。
なぜ能舞台には松の木なのか…
すべての能舞台の松の絵は、同じ松の木をモデルにして描かれていると言われています。

そのモデルとなっている松の木とは、奈良県・春日大社の表参道、一の鳥居のすぐそばにあった「影向ようごうの松」、こちらが、その松の木…


IMG190705-06.jpg
影向の松(2008年4月撮影)


(^▽^;) … の切り株。
教訓抄という書物によれば、昔、この松の木に春日大明神が降臨されて、翁の姿で舞ったといわれ、以来この松は芸能の神様の依り代として祀られているのです。
が、1995年(平成7年)に枯れてしまい、今は切り株だけになっています。
樹齢がどのくらいだったのかわかりませんが、1300年代初頭に書かれた書物にもこの松のことが記されているので、少なく見積もっても700年以上、もし1300年ごろにすでに老松であったなら、相当な古木と考えられますね。
現在は、切り株のすぐそばに、後継となる若松が植えられていますが、この木が大きく立派に育つのは、まだまだ先のことでしょう。

で、なぜ能舞台にこの松の木が?という話に戻ります。
この松の木が描かれている壁板が「鏡板かがみいた」と呼ばれることが、大きなポイントです。
舞台上の役者さんたちは、観客に向かって演じている… かに見えますが、そうではありません。
正面の客席があるところには、神様が宿ったこの影向の松があるということになっているのです。
なので鏡板には、その松の木が映っているということですね。
舞台上の役者さんは、常に神様に向かって演じているのです。
それは能楽に限らず、日本のすべての古典芸能に通じることなのですけど…

能舞台の写真をもう一度見てください。
松の木が描かれた鏡板の向かって右に小さな扉がありますね。
これは切戸口きりどぐちといいまして、お囃子方、地謡、後見の人たちの出入り口なのですが、この扉があるところの壁板には竹が描かれています。
写真がちょっとボケてるので、見えにくいと思いますが…

松、竹とくれば、次はやっぱり梅ですよね。
梅の花は、いったいどこに~?
実は、能舞台には、梅の花は描かれていません。
なぜ描かれていないのかわかりませんが、もしかすると「舞台上の役者が花になれ!」ということではないかと、私はひそかに思っているのですけど…

しかし、何事にも例外というのはあるもので、横浜能楽堂の舞台には、梅の花が描かれています。
横浜能楽堂に行かれる機会があれば、梅の花がどこに描いてあるか、探してみてください。
いや、探すまでもなく、すぐにわかりますけどね(^_-)-☆

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

スポンサーサイト



ブログ村のランキングに参加しています。
もしよかったらポチッとお願いします。
にほんブログ村 ライフスタイルブログ スローライフへ
にほんブログ村 

拍手は🐻ちゃんをポチしてください